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りんごのインクポットができるまで・その1

「世界に一つだけのインクポットを作りたい。机の上にあるだけで心が和むような、描くのが楽しくなるような、今までにないインクポットにしたい!」

という八文字屋の思いからスタートした、オリジナルインクポット制作。

お声がけしたのは仙台のガラス工房「KAIBA GLASS WORKS」。ガラス作家、村山耕二さんの工房と、お店である。https://kaiba.org/

●仙台・秋保の森の中にある工房。ジブリの映画に出てきそうな雰囲気

 村山さんは数々の賞を受賞し、展示会も毎年開いている人気のガラス作家。

山形市出身で、しかも八文字屋本店の数百メートルのところに実家がある。「八文字屋は幼い頃からの馴染みの店。子供の頃は螺旋階段で遊んでいたよ」というエピソードもあり、この企画を快諾いただいた。ありがとうございます!

●山形市出身のとても気さくな巨匠(巨匠と呼ばれるのは照れるらしい)

 インクポットの容量や形状について何回か打ち合わせを重ね、「りんご型で作ってみようか」という話になった。

りんごは昭和初期の八文字屋で、ブックカバーや店内のアイコンとして使っていたモチーフ。

●この青リンゴが、どんなインクポットに生まれ変わるのか!?

 

 

>>>その2へ続く

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